2013年07月17日

広がる『想い出のサダコ』のメッセージ (1)

 原爆の子の像のモデル佐々木禎子(サダコ)の最後の活き活きとした姿は、小社が2005年に発行した絵本『想い出のサダコ』の中で鮮やかに描き出されました。
命の尊さと、それを思春期の入り口で奪う戦争の酷さを、大倉さんが抑えた言葉で見事に描き出し、夜川けんたろうさんの挿絵とあいまって、発売当時から人々の心に響き、多くの方に読まれてきました。
英文にも訳され世界へも羽ばたいています。この作品が今年さらに大きな広がりを見せてくれています。

 女優であり尚美ミュージックカレッジの声優学科の講師でもある滝沢ロコさん演出の朗読構成劇『想い出のサダコ』が6月30日、7月7日、7月10日と3回続けて上演されたのです。
東京では尚美ミュージックカレッジのスタジオブーカで、7日は横浜美術館の小ホールで、10日は小田原市の旭丘高校で。
出演は尚美の滝沢先生の教え子たちです。
スタジオブーカで上演されるのは今年で3回目ですが、生徒さんたちの初々しい舞台に思わず涙があふれてきます。
それぞれの声にこめられた想いが見ている私たちの心にビンビン伝わってくるのです。
核兵器はいらない、サダコちゃんの悲劇をくり返さないで、という叫びが聞こえてくるのです。(つづく)

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posted by よも出版かまくら at 19:39| Comment(0) | 日記