
今月の26日、27日に池田農園で収穫祭がありました。
玉名市街を見下ろす小高い山一帯がみかん農園です。
日本本土でも最西端の有明海を目の当たりにしていますから、早生みかんの出荷は今が最盛期です。
毎年この頃に開かれる池田さんの収穫祭は2日間にわたって開かれています。今年で14年目になるそうです。
山の一角にある工房には池田さんと、奥様で染織家の由美さんの作品が置かれていました。
自然からのインスピレーションで絵を描く道明さんと、自然素材の恵みで染色し、マフラーや衣類などの作品を生み出している由美さんの作品はどれも深い色合いを持ち、大きな納屋のような場所を味わい深い空間にしていました。
そのひと隅に置かれた大きな、大きな釜ではなんとパエリアが出来上がっていたのには驚きました。訪れる人みんなにパエリアと具沢山の汁、それに香の物。最高の昼食がふるまわれていました。
都会では絶対味わえない時間と空間を楽しみ、名残惜しさを残しつつ山を下りました。
もちろん自分で木からもいだみかんとともに。(S)