2014年10月01日

『みかん畑のキジ』の著者・池田道明さんが熊本日日新聞に大きく取り上げられました。

9月30日付け熊本日日新聞16面の「渡辺京二の気になるひと」に池田道明さんが登場。

自然栽培のみかん農家を目指す一方画家としても自然や歴史をしっかりみつめ絵を描き続けている池田さんが、評論家であり日本近代史家である渡辺氏と紙面いっぱいに語りあっています。

この対談は渡辺氏が一冊の絵本『みかん畑のキジ』に注目したことから始まりました。


『逝きし世の面影』で和辻哲郎文化賞を,『黒船前夜』で大佛次郎賞を受賞している渡辺氏と絵を描きながらみかん農園を通して人間と自然との共存を考えている池田さんの対談はゆったりと、しかし鋭く人間のあり方にせまっています。


------ 一部抜粋します。------


渡辺: ところで、あなたの絵本の話は、とても良いですね。農業というのは単なる経済行為として考えれば、キジやカエルやオタマジャクシが死のうが関係ないんだが、あなたはキジがやってきて、育ってくれる果樹園にしたいと思っていらっしゃるんですね。


池田: 今年もヒナが生まれましたうちでは除草剤を一切まかないので、キジがたくさんやってくる。用心して歩かないと卵を踏んでしまいます。

渡辺: そういう考えはどこから来るの。

池田: 中学校の時に読んだ本がきっかけです。岩手県の小学校に赴任したしてきた新任教師が子どもたちと一緒に、希少なコウモリの繁殖地を守ろうと、森林の伐採計画をあの手この手でストップさせるという物語ですが環境や生き物は全部つながっていて、行動すれば守れるんだなと感じたんです。



「農業は生きかた 畑は僕の作品」と大きく見出しのついたこの記事の全文をお読みになりたい方は熊本日日新聞(096−361−3111)にお問い合わせください。また、ウエブサイト「くまにちプラネト」で、より詳しく紹介されてます。(記事を読むには無料会員登録の手続きが必要です。)

posted by よも出版かまくら at 15:56| Comment(0) | 日記
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